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【戦女神ZEROのレビュー】王道ファンタジーRPG・戦女神のエピソード0

戦女神ZEROの感想

戦女神ZEROのゲーム紹介

戦女神ZERO(いくさめがみぜろ)は、2008年6月にエウシュリーから発売された王道ファンタジーRPGです。

同ブランド「戦女神シリーズ」の作品はそれぞれ同じ世界設定で展開されてますが、今作はストーリーの時系列的にはシリーズ最初(EPISODE-0&1)という位置づけとなります。

 

戦女神ZEROのストーリー

戦女神ZEROの感想神々の戦いにより二つの世界が融合したディル=フィリーナと呼ばれる世界。
そこで育った剣士セリカは、剣と魔法の腕を磨き魔物や争いによって苦しめられてる人々の為に戦っていた。

ある日、セリカは神殿より邪悪な神器を浄化する方法を探すように依頼される。

その後廃都で謎の少女サティアと出会ったセリカはやがて神器と神の力を奪い合う戦いへと巻き込まれていく。

 

戦女神ZEROのシステム

戦女神ZEROの感想舞台はラウルバーシュ大陸にあるアヴァタール地方を中心に物語が繰り広げられます。

マップ上で街やダンジョンなどを指定し、ストーリーが進めばどんどん訪問できる場所が増えていきます。

 

戦女神ZEROの感想街では武器や防具を購入して冒険の準備をすることができ、ゲームが進めば闘技場にチャレンジすることもできます。

 

戦女神ZEROの感想このゲームの冒険する舞台は自然地形や迷宮のフィールドが36種類もあり様々な美しいロケーションを楽しめます。
ただ長くいると「迷宮支配力」が上昇し、敵が強くなってしまうので注意が必要です。

 

戦女神ZEROの感想戦闘シーンでは待機時間が終了したキャラクターから行動が可能です。

選択した必殺技や魔法などによって攻撃力だけでなく攻撃範囲や実行後の待機時間が異なるので、体力の回復のタイミングなども考慮する必要も出てきます。

 

なお必殺技も魔法もチャージをすることで5段階まで効果を上昇させることができますが、その分消費するTPやMPが増えます。

ぞれぞれ武器にも魔法にも敵にも属性の概念があるので相性によってダメージが変動し陣形も考えながら戦略性の高い戦闘が楽しめます。

 

戦女神ZEROの感想パーティーの中では主人公のセリカのみが獲得した経験値を使用して筋力や精神力などのパラメータを上昇させることができ、一定の基準に達することでレベルアップします。

極端に筋力だけ上げるということもできず、レベルアップすることで割り振れる最大値も全体的に上昇していく仕組みです。

他のメンバーは従来のRPG同様、一定の経験値を獲得することによって自動でレベルアップします。

 

戦女神ゼロ

こちらのセリカの姉であるカヤは明るくサバサバした性格でセリカのことが大好きです。

時にはこうして街などでアドベンチャーパートでイベントを楽しんだり…

 

戦女神ZEROの感想魅惑的なエッチなシーンを堪能することもできます。

 

戦女神ZEROのレビュ―

【採点は10点満点、総評はトータル】

キャラクター

【7点】

戦女神ZEROの感想

鳩月つみき氏の原画による魅力的なキャラクターが数多く登場します。

ゲーム中は基本的にヒロインのサティアがともに行動をしてくれ多くの仲間との出会いや別れが発生します。

やがてセリカはパズモ・メネシスやリ・クティナなどの精霊達を召喚して戦力を増強することができるようになります。

 

エロCG

【7点】

戦女神ゼロ

昨今のエウシュリーのゲームのキャラデザに比べるとこの当時の目やまつげを強調したクセの強いキャラデザは好みが分かれそうです。

ただキャラデザが好める方ならエロシーンの一つ一つも満足できる質と量だと思います。

 

システム

【7点】

イベントで会話をし街で武器や防具を購入し全体マップから冒険先を選択しダンジョンを探索してボスを倒して先に進む。
「戦女神ZERO」はこれまでのシリーズと同様に王道的なRPGとして楽しめます。

主人公のセリカだけはほぼいつでも経験値を振り分けて自分の好きなパラメーターを強化できるのも面白いです。

 

ただメニュー画面のUI周りや戦闘での操作がやや複雑な印象です。

戦闘は武器や相手の属性、攻撃範囲、待機時間、必殺技や魔術の選択、チャージ、陣形など多くの要素が絡んで本格的な戦略が楽しめる反面、RPGのレベル上げなどで何度も何度も戦うとなるといささか面倒なシステムです。

とにかくコマンドを実行するまでのカーソル移動やクリックが多く、チャージを切り替えたりするのも面倒なため、快適とは決していえないのでマイナスにしています。

ちなみに後に発売された戦女神1作目のリメイクである「天秤のLa DEA。」はコマンドの実行もかなり改良され、戦闘でも流れを無視した理不尽に強い敵もそこまでいなかったのでかなり遊びやすく感じました。

 

難易度のバランス

【5点】

パーティー人数のバランスについては中盤くらいまで常時滞在してくれる仲間がなかなか安定しない為、セリカ一人で戦ったり召喚魔法の精霊達に頼るような多勢に無勢の戦いばかりなのが厳しいです。

さらに、とにかくダンジョンが最初から複雑な構造で、ゲーム全体的にも宝箱を探しながらすべてを回るのはかなり骨が折れる造りのダンジョンばかりです。

加えてエンカウント率も高く敵も雑魚を含めて総じて強いです。
ボスに何度も何度も負けてようやく勝てたというゲーム展開ばかりだと人によっては心が折れるかもしれません。

なぜここまで?
と難しさに加えて辛さも感じられます。

 

音楽

【7点】

BGMはファンタジーRPGの世界観に見合った曲がそろっています。
街の音楽がわりと気に入りました。

 

総評

【33点】

私が同シリーズでは「天秤のLa DEA。」の方を先にプレイしたせいか、この「戦女神ZERO」は面倒なシステムで厳しいゲーム展開に感じました。

ただこれより以前のエウシュリーのゲームをプレイしても序盤から難易度が高いゲームは珍しくなかったです。

 

ゲームとしては多くの仲間との出会いと別れを繰り返し純粋に王道的RPGとして楽しめる作品です。
比較的難易度の高いRPGをプレイされたい方はチャレンジしてみてください!

 

なおパッケージ版の対応OSはWindowsVistaまでとなっています。

そこで本サイトではWindows7に対応し、Windows8や10でも動作確認がされているダウンロード版での購入を推奨します。

 

戦女神ZEROいくさめがみゼロ

 

なおご興味があれば他の戦女神シリーズもプレイしてみて下さい。

シリーズ初心者の方には、一作目のリメイク作品である「天秤のLa DEA。」の方がシステムが快適で難易度もZEROよりは低く全体でバランスよく改善されたと感じられたので非常におすすめできます。

 

 

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