【下級生のレビュ―】大ヒットシリーズ「同級生」をベースにした新たな恋愛アドベンチャー

下級生の感想

下級生のゲーム紹介

「下級生」は1996年にelf(エルフ)からPC98シリーズで発売され、後にWindows版へと移植されました。

このゲームは、アダルトゲームから規制を加えコンシューマゲーム機に移植され恋愛アドベンチャーというジャンルを確立し大ヒットした「同級生」シリーズのベースを汲み、さらにシステム面で変更・追加が施されています。

 

下級生のストーリー

卯月学園3年生のけんたろうはスケベで女好きでケンカも強いが頭は弱い。
そんな彼も今まで噂はあったものの本命の彼女はいなかった。

学園生活が残り1年となったことで、けんたろうは色々な女の子と触れ合い最愛のパートーナーを見つける為に行動に移す。

 

下級生のキャラクター

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タイトルは「下級生」ですが、このゲームはけんたろうのクラスメイトの結城瑞穂をメインヒロインとし、同級生、下級生、年上の女性など13人のヒロインとの恋愛が対象となります。

 

【下級生に登場する13人のヒロイン】

結城 瑞穂(ゆうき みずほ)
神山 みこ(かみやま みこ)
新藤 麗子(しんどう れいこ)
加納 涼子(かのう りょうこ)
橘真 由美(たちばな まゆみ)
南里 愛(みなみざと あい)
飯島 美雪(いいじま みゆき)
皆川 奈々(みながわ なな)
持田 真歩子(もちだ まほこ)
山下 美夏(やました みなつ)
緑谷 麻紀(みどりたに まき)
三月 静香(みつき しずか)
ティナ

 

下級生のシステム

下級生の感想「下級生」の基本的なゲームの進め方は「同級生」シリーズと同じで、街中で主人公のけんたろうを操作して駅や学校など好きな場所に移動するだけです。

 

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そして選んだ場所に到着することでゲーム内の時間が経過します。

移動先では稀に女の子と出会うことができ、会話をして交流を深めることができ、
時には選択肢が出現しけんたろうに対する女の子好感度の増減します。

好感度はイベントの発生に大きく影響してくるので目的のヒロインと結ばれる為の重要な指標となり、選択肢だけでなくプレゼントなどでも上げることができます。

 

下級生の感想そして女の子と何度か出会い会話を繰り返して親しくなることでやがてデートすることが可能となります。

「下級生」では特定の女の子、場所、時期の組み合わせでデートすることでイベントCGが発生することがあります。

イベントを進めていけばエッチイベントも発生することになりますが、終盤に集中した「同級生」シリーズとは異なり女の子によっては早い段階でエッチできたり何度でもすることができたりします。

 

一年間という大幅にゲーム期間が延びたことでヒロイン一人一人に季節ごとのイベントも存在します。
最後の卒業式で目的の女の子とハッピーエンドを迎えることができるかはプレイヤーの行動と女の子への愛情で決まります!

 

 

下級生のレビュ―

【採点は10点満点、総評はトータル】

キャラクター

【9点】

下級生の感想「同級生」シリーズでは竹井正樹による原画・キャラクターデザインでしたが、
「下級生」では新たに門井亜矢を起用し、少女漫画風のタッチへとイメージがガラリと変わりましたがどちらもそれぞれ異なった魅力があります。

 

エロCG

【9点】

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キャラのデザインが「同級生」シリーズより好みであれば、エロシーンも同等以上に満足できると思います。

キャラクターによっては何度もエッチしたり別のシチュエーションのエッチシーンも出現するので単純に一人あたりのエロCGの枚数は同級生よりも増加しています。

 

ただ「下級生」も90年代の発売というのもあってか、テキストは昨今のエロゲーよりは簡素なテキストになります。
私はダラダラ長いのは好まないので問題ないですが、ここはユーザーにより好みが別れるところです。

 

システム

【6点】

システムは「同級生」をベースにしてアレンジが加わっています。

一番はゲーム期間が一年間になったことで一人当たりのイベントやエロシーンが増加されています。

短期集中だった「同級生」シリーズよりも大幅にゲーム期間が長くなっているので全員クリアするにはそれなりの時間が必要になります。

その分、色々と面倒になってるところも増えたのは否めません。(下記参照)

 

難易度のバランス

【6点】

「同級生」シリーズに比べると「下級生」は確実に難しくなっています。

「同級生」シリーズでは、キャラクターによっては必須イベントだけを逃さずこなせば攻略できる子もいましたが、
「下級生」では長い年月をかけて愛を育んでいくというゲームシステムとなっているので、一人の女の子でも季節ごとなど一年を通して複数のイベントが発生します。

しかもどの時期にどの場所でどの女の子とデートするとイベントCGが出るかを把握するのは非常に大変です。
(ゲーム内でヒントを得ることができますが)

そのため同時攻略の管理が困難となっています。

さらに、同級生シリーズとは異なり自分から結ばれたい相手を選んでエンディングを向かえることができません。

それに大きく影響するのが好感度でありそれを意識してプレゼントを上げたりするなど意図的に操作するのもしんどいところです。

 

音楽

【7点】

BGMは全体的に明るめな曲が多いです。
シーンにあった曲調がゲームを盛り上げてくれます。

 

総評

【37点】

正直、「下級生」は「同級生」シリーズを楽しめた方でも同じように楽しめるかというと断定できません。

やはりゲーム期間が長くなったこと、イベント発生条件の組み合わせを自力で発見するのが難しいこと、必要なイベントを漏らさないこと、好感度の操作などがある為、純粋にゲームを楽しめた「同級生」シリーズとは異なり、しんどく感じる部分が多々あります。

「長期間にわたって愛を育む」という言い方自体は綺麗な表現ですが、その裏ではそうした苦労もあるのです。

何度もエッチができる!というのもまさにそれで時には高感度上げるための作業にもなったりします。
ラストで意図した女の子と結ばれない場合は好感度が足りない可能性もあるので、その辺りも難しく感じるところです。

「同級生」シリーズよりもさらに一人一人のキャラとの恋愛を深く楽しみ、じっくりと愛を育んで最後の最後で恋愛を成就できるか?
最後までそういう緊張感を保ちつつドキドキするゲーム展開を楽しめる方には向いてると思います。

 

なお下級生は後に下級生2も発売されました。
現在は「下級生」と「下級生2」がセットになったコンプリートパックもあるので、両方遊んでみたい方にはこちらがお得です。

 

下級生の感想

 

 

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