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【デモニオンのレビュー】魔王となりダンジョンでヒロインを捕獲して凌辱!

デモニオンのレビュー

デモニオン 〜魔王の地下要塞〜のゲーム紹介

デモニオン〜 魔王の地下要塞〜は、2012年にアストロノーツ・シリウスから発売された迷宮防衛&侵略SLGです。

 

プレイヤーは魔王となり、冒険者たちをダンジョンで迎え撃ちます。

 

デモニオン 〜魔王の地下要塞〜のストーリー

デモニオンのレビューかつて魔王は勇者たちの活躍により力を奪われ、地下深くに封印された。

しかしその後の地殻変動によって封印が解かれ、地下から魔王が復活したとの噂が広がる。
それを聞きつけた冒険者たちは魔王を討伐して名声を上げるために王国に集い、魔王の潜む地下迷宮を目指すことになる。

ただ、そこは既に復活した魔王が罠を張り魔物を集結させて待ち受ける迷宮だった…。

 

デモニオン 〜魔王の地下要塞〜のシステム

デモニオンのレビュー

防衛パートでは、魔王の迷宮に次々と冒険者たちがリアルタイムで侵攻してくるので(一時停止ボタンで侵攻をストップさせることは可能)規定人数を倒すことで防衛成功となります。

もし最奥の玉座の間まで侵入されると魔王のHPにダメージを受け、0なにるとゲームオーバーとなります。

それを避けるため、迷宮内に施設を設置し、罠を張り巡らせ、多種多彩な魔物を召喚して冒険者たちを迎撃します。

 

特定の施設を設置することでオーク、ガーゴイル、ゴーストなどそれに応じた種族の魔物が召喚でき、同じ施設の数を増やすことでより強力な上位モンスターも召喚できるようになります。

魔物は基本的に配置したエリアへの侵入者をオートで攻撃し、ピンチになったらプレイヤーが「回収」をすることで一時的に離脱させてHPを回復してから再び配置することもできます。

 

他にも罠を配置することのできる施設やお金や魔力や骨などの素材を増やしたり特殊な効果を発揮する施設もあります。

 

デモニオンの感想戦略パートでは様々な効果のコマンドを実行できます。

「調教」で捕らえたヒロインに凌辱行為をしたり種族別に魔物を強化するなど様々です。

魔王の消滅までにはターン制限があり0になるとゲームオーバーとなりまが、複数に分岐するルートのうちトゥルールートが確定することで制限がなくなります。

 

基本的にはこの戦略パートと防衛パートを交互に繰り返し、合間に会話イベントが発生する場合もあります。

 

ある程度の戦力が整ったら「侵攻」を選択することで人間の領地に攻め込むことができます。

魔王は迫りくる冒険者たちを迎撃するだけでなく、人間界に攻めみ最終的に王国を陥落させることを目的としています。

 

こちらはコスト内で最大10体まで配置することができ防衛パート同様にオートで戦闘が繰り広げられます。

防衛パートと違うのは残り時間で決着がつかなくてもその後のターンで再び攻め込めば敵軍の離脱したユニットは最後列以外は復活しないので何度か攻め込めば勝てるようにはなっています。

さらにここで魔王軍のユニットが離脱しても死亡扱いにはならず、その後の防衛パートでも回復時間後に使用が可能です。

 

デモニオンのレビューなお稀にヒロインが登場するイベントが発生し、魔王を倒すことを目的とし防衛戦に参入してくることもあります。

 

デモニオンのレビューヒロインは特定条件を満たして倒せば捕獲することができます。

はじめは捕らえてもアスタロスは逃がしてしまいますが、基本的に3回捕らえることで仲間(配下)に加えることができます。

その後は防衛パートに自軍ユニットとして参加させて戦わせて育てることもでき、侵攻戦などでも活躍が期待できます。

 

デモニオン 〜魔王の地下要塞〜のレビュ―

【採点は10点満点、総評はトータル】

キャラクター

【9点】

魔王アスタロスは非情で風格漂う魅力的な主人公です。

女性キャラはレイリスやジュリアンなど魔王に挑んでくるヒロインに位置づけされる9人、メイド姿をして始めから魔王の側近として動く2人、最終目的であるストムガルト王国の王女を合わせ全部で12人もいます。

タイプの違う様々な女性キャラがやがて魔王に辱めを受けることとなります…。

なおパッケージの絵では中央のレイリスがメイン扱いにされてますが、ゲーム中は良くも悪くもメインヒロインは定まっていません。

 

エロCG

【8点】

デモニオンのレビュー

女性キャラが12人もいるのでエッチできる人数が多ければエッチシーンも非常に豊富です。

ただ、ヒロインは基本的に捕らえた後でも仲間にする為に2回の凌辱シーンが実行できるので1人あたりすべて消化するのも大変な作業となります。

しかも1度のエッチシーンで魔王様のフィニッシュは1回で終わることはほとんどなく、2回、3回とプレイが続くので「もういいよ!」とウンザリするほど長く感じることもしばしば。

 

トゥルールートが確定するとターン制限がなくなるので仲間にしたヒロインへのさらなる凌辱はその頃にまとめてじっくりやっても問題ないですが、とにかくシーンの数が多くテキストも長いので全員すべて消化するのにかなりしんどく感じるので評価としてマイナスにしています。

逆に長いテキストのエロシーンがお好みの方は9、さらにキャラデザが全体的にお好みなら10とプラス要素と考えてもいいかと思います。

 

システム

【9点】

始めはゲームのシステムに慣れるのはそれなりに時間がかかりますが慣れれば必要なことだけをその都度やれば問題ありません。

冒険者が攻めてくるのでダンジョンに施設を配置し、お金や素材を集めて強いモンスターを次々と生み出す。
ヒロインを捕らえ凌辱して屈服させ配下に加え、徐々に王国を目指して進軍する。

エロゲーでありながらゲームのシステムとストーリーが自然な形で機能しています。

ダンジョン内も独自でお好みにカスタマイズできるなど防衛戦に重きを置き、迎撃、トラップ、捕獲などの戦略を要するのは評価できるところです。

 

難易度のバランス

【8点】

リアルタイムに次々に敵軍が攻め込んでくると聞くと、慌ただしくて難しい印象ですが実際はそんなことないのがプレイするとわかっていただけると思います。

難しいのは配下のレベルが低くてメンツがそろっていない序盤くらいです。

せっかくレベルを上げても死んでしまったら同じ種族を召喚してもレベル1から育て直す必要があるのでそこは注意が必要です。

 

慣れてくれば、ミニマップをじっくり見てピンチになったユニットが発生したら落ち着いて一時停止ボタンを押してゲームをストップさせ、危ないユニットを回収して他の元気なユニットと交代を繰り返していけば問題ありません。

トゥルールートに入るころにはメンツも充実してきて防衛線が手放しでできるほど温くなってるので作業感が出てきてしまいます。

さらに捕らえたキャラのイベントを最後まで進めると新たな上位の魔物を産み出しますがその頃には活躍する場もなくなってるのも残念です。

引き継ぎで地獄モードもありますがメーカーがクリアできると保証してないのでなんともいえません。

 

音楽

【7点】

BGMは特に印象に残るものはありませんでしたが、全体的に平均以上の良曲がそろっています。

 

総評

【41点】

ダンジョンに罠を張り巡らせて侵入する人間たちを次々と撃退しいく。
苦労して捕らえたヒロインを懲らしめて仲間に加えるというのも達成感があり、まさに悪魔的ゲーム性です。

残念に感じたのは、トゥルールートの終盤だと最終決戦前に消化しきれてないヒロインのイベントが数多く残ることです。
それらを消化するのにもかなりの時間を使いますし、合間にやる必要もない作業的な防衛戦が発生するのも少々煩わしく感じました。

 

一周目でトゥルールートを目指すのは非常に困難なので、あれこれやろうとせずにまずは好きなようにプレイすることをおすすめします。

それでこの「デモニオン」がどういうゲームかをある程度つかんでトゥルー以外のエンドを見てからデータを引き継ぎ、二周目以降でじっくりと真のエンディングを目指した方が楽しめると思います。

 

このゲームはエッチシーンを失くしてゲームバランスを調整するだけでも家庭用ゲーム機レベルの商品としても十分に通用する設定や面白さがあります。

また、エロゲーが好きでちょっとたまにはゲーム性があって変わったエロゲーを遊びたいと思った方にも非常におすすめできるので遊んでみてください。

 

なお「デモニオン -魔王の地下要塞-」のパッケージ版の対応OSはWindows7までとなっておりますが、ダウンロード版はWindows8も対応しています。

後に2作目となる「デモニオンII 〜魔王と三人の女王〜」と
1作目と2作目がセットになった「デモニオンI&II コンプリートセット」も発売されています。

両方遊んでみたい方はコンプリートセットが価格的にも非常にお得なのでご検討ください。

 

デモニオン1&2コンプリートセット

 

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