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【下級生2のレビュー】メインヒロインは七瀬?の恋愛アドベンチャー

下級生2のレビュー

下級生2のゲーム紹介

「下級生2」は2004年8月にエルフ(elf)から発売されました。

このゲームは同ブランドの大ヒット恋愛アドベンチャー「同級生」シリーズのシステムに若干の変更を加えた「下級生」の2作目となります。

 

下級生2のストーリー

頼津(らいつ)学園に通う織屋 浪馬(おりや ろうま)は、両親が海外出張中の為、叔父の会社の社宅で一人暮らしをしている。

性格は破天荒で学園で何かと問題児とされていたそんな浪馬も3年生となった残りの学園生活で彼女を探すことに動き出す。

 

下級生2のキャラクター

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キャラクター原画は前作同様、門井亜矢です。

幼馴染のたまきをメインに9人のヒロインが攻略対象となります。
前作の13人より少し減りましたが、ストーリーの濃厚さは増しています。

 

【下級生2に登場する9人のヒロイン】

柴門 たまき(さいもん たまき)
高遠 七瀬(たかとお ななせ)
白井 夕璃(しらい ゆうり)
平沢 博子(ひらさわ ひろこ)
沢村 香月(さわむら かづき)
若井 みさき(わかい みさき)
横溝 ふみ(よこみぞ ふみ)
井伏 オキエ(いぶせ オキエ)
堀出 実果(ほりいで みか)

 

下級生2のシステム

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下級生2の舞台は頼津町。
駅や学校の他、ゲームセンターや公園、多くの施設が建ち並ぶ賑やかな街です。

プレイヤーは浪馬を操作し、好きな場所に移動するだけです。

 

下級生2のレビューそして訪れた時間や場所によって目的地で女の子と出会うことがあります。

はじめはたわいのない世間話程度ですが、何度か会って話していくうちに徐々に親しくなってデートの約束などをすることができます。

なお目的地に到着したり、イベントが発生するとゲーム内の時間が経過します。

 

下級生2のレビュー

学校に入るとさらに校舎内のマップへと切り替わります。

各教室など入れる部屋が非常に多いだけでなく、階段の昇降などにも時間を消費して思わぬロスが発生するので注意が必要です、

 

下級生2のレビュー

ゲームの期間は一年間。

この期間内で浪馬は多くの女の子と出会ってデートしたりエッチなどしをして愛情お深めていきます。親しくなっていきます。

同級生シリーズとは異なりデートやエッチイベントは一回とは限らず何度か繰り返すこととなり、各女の子には重要イベントもあるので本命の子に対しては必須となります。

 

そして最終日にはプレイヤーのそれまでの行動の審判が下されます。

意中の女の子に告白して見事恋愛が成就されればハッピーエンドとなります。

 

下級生2のレビュ―

【採点は10点満点、総評はトータル】

キャラクター

【9点】

下級生2のレビュー
竹井正樹氏の描いた同級生シリーズと門井亜矢の描いた下級生シリーズの女の子たちはそれぞれ違った魅力があります。

 

そして、下級生2の人気ナンバーワンはメインヒロインのたまきではなく七瀬でした!
典型的なツンデレタイプだけにギャップにやられた方も多かったと思います。

ただ理由はそれだけとはいえず、たまきの設定について当時ユーザーから不満の声が大きかったという事実もあります。

中にはメーカーにクレームの電話をかける人まで…。

それがどういうことか気になる方は実際にプレイして確認してみてください。
(私はそれについてはとくに気にはしなかったですが。。)

 

エロCG

【9点】

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下級生シリーズは同級生シリーズと異なる点の一つとしてエッチイベント(CG)がキャラによっては複数パターンあることです!

お気に入りの女の子の色々なシーンを見れるのは単純にうれしいことですが、それだけに前作よりも人数が減ったのは少し悔やまれるところでもあります。

 

システム

【7点】

前作との変更点で一番良くなったのは、なんといってもラストの告白でプレイヤーが相手を選べるようになったことです。

それにより、一周内での複数同時攻略がかなりやりやすくなったのは大きいです。

ただ、同級生シリーズでは元々当たり前だったので、おそらく前作はそこが不評で「ただ単に戻しただけ」のことだと思います。

むしろ人数の多かった前作の方にこそ選択権があった方が良かったですが。。

 

また、女の子とのイベント発生に大きく影響する好感度を上げるために何度かデートをしたりエッチするのは作業的になりがちです。

それを一年という長い期間でやるので、非常に面倒に感じるところがあります。

この辺りの不満は前作と変わりません。
一年というのは、イベントが色々な増えた分、こうしたデメリットも同時に発生してしまうのです。

 

難易度のバランス

【6点】

難易度については前作とほとんど変わりません。
初見の女の子ばかりなのでキャラごとに攻め方ていく方向がが変わっただけです。

女の子、時間、場所などが正しい組み合わせじゃないとデートイベントのCGを見ることができないというのが非常に選択肢が多いので偶然以外では自力ですべて見つけるのは非常に困難です。

ゲーム内でヒントであるとはいえわざわざメモをするのも面倒です。

こういう取り返しのつかない要素が重要イベントにも当然あるので時間を無駄にしたくなければ攻略サイトで事前にチェックしておくのも一つの方法です。(本来の楽しみ方とは言えませんが。。)

ただ、キャラごとにすべてのCGを埋めないとハッピーエンドを迎えられないわけではありません。

 

音楽

【8点】

下級生2のレビュー

前作と異なり、プラットフォームをWindowsPCへと移行したことでオープニングアニメーションが搭載されました!

ゲームを起動するとテレビアニメを見てるかのように「18」か「恋の歌」がランダムでアニメーションとともに再生されます。

テイストは異なりますがどちらも名曲なので映像とともにゲームへの期待感が高まってきます。

 

総評

【39点】

下級生2の大きな話題としてはやはりたまきの設定だったでしょうか。

恋愛アドベンチャーをプレイする以上、好みの外見、性格などはプレイヤーにとって非常に重視されるのは当然だと思います。

それをお金出して買ったゲームで思いもよらないことで怒りに震えることも、それだけこのゲームがプレイヤーを夢中にさせさせるだけの魅力を秘めていたのだと思います。

 

同級生シリーズをもっと遊びたい!
もっと長い年月をかけて色々なイベントを楽しみたい!

そんなユーザーの要望が強く反映されたと思われる下級生。

色々と追加、変更をしたことで同級生シリーズとは別の作品になったといえます。
良くも悪くも。

短期間でテンポよく遊びたい方は同級生。
長期間でじっくりと深い恋愛を楽しみたい方は下級生。

それぞれの希望に沿った作品をプレイされてはいかがかと思います。

 

なお、「下級生2」の購入を検討されてる方は
Windowsのパッケージ版は対応OSが古いので現行のPCで正常に動く可能性はありません。

そこで現在「下級生2」を遊ぶための一番おすすめの方法はWindows:7/8.1/10に対応しているダウンロード版になります。

他にも前作の「下級生」やセットになった「下級生1&2コンプリートパック」もあるのでご検討してみて下さい。

 

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